静謐と惨劇が溶け合う異色の《アンビエント・スラッシャー》
025年9月12日(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

殺人鬼目線で追う、前代未聞の肉体損壊

深い森の奥、朽ちた火の見やぐらに横たわるのは、
60 年前の凄惨な事件に起因する怨念の亡骸─ジョニー。
その死体とともに封印されていたペンダントがある日、何者かの手によって持ち去られる。
やがてジョニーは奪われた遺物を取り戻すべく蘇り、若者たちに標的を定める。
不死のゴーレムと化した彼は、冷酷かつ静かに殺戮を遂行していく。
だが、その怒りは彼らにとどまらない。ジョニーの行く手を阻むすべての存在に、
“死” という名の償いがもたらされる─。

史上最悪 嘔吐社続出

監督は本作が長編デビュー作となるクリス・ナッシュ。
『ABC・オブ・デス2』の短編監督で頭角を表した彼はホラー愛好家でありながら、
ガス・ヴァン・サントやテレンス・マリックにも影響を受け、ジャンル映画界に新たなる化学反応を生み出した。
その結果、サンダンス映画祭でのプレミア上映後、話題沸騰&全米週末興行ランキング初登場8位!
しかしその裏ではある事件が――なんと上映時に嘔吐者が続出したのだ。
『サイコ・ゴアマン』スティーブン・コンスタンスキ監督が特殊造形クリエイターで参加した
一度観たら忘れられない殺人シーンは万全の体調で挑んでほしい。

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